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「金閣寺」読みました。
「金閣寺」 三島由紀夫 読みました。

吃りのある青年僧が、自己について、金閣寺に放火するにいたるまでを
語る(告白)するのだが、まぁ正直、共感することはできませんですな。
青年は読者(聞き手)に対して共感なぞ端から求めていないだろうけれども。
むしろ、嫌悪さえ抱くかもしれないけれども。

哲学的に生きることは否定しないけれども、
吃りのせいだとか、外見の美醜だとか、(金銭的に)貧しいとか、
他人と比較して、自分がハンディに感じる部分を、言い訳しているだけに
感じられてくるんですよねー。
読み進むうちにどんどんそれが強くなって、最後は金閣で果てるのかと思いきや、
しぶといしねー。(苦)

「金閣寺」に押した’100冊ビューワー’スタンプは、「落ち込んだ」です。
(選択肢が6種類しかないので、いたしかたなく。)
by pipina_tuc | 2006-08-03 00:02 | 本日記
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