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映画「ウォーロード/男たちの誓い」
映画「ウォーロード/男たちの誓い」見ました。

未来の為に戦うパン(ジェット・リー)、
愛の為に戦うアルフ(アンディ・ラウ)、
友の為に戦うウーヤン(金城武)、
3人の男たちの義兄弟の契りの物語。

と思って、美しく熱い友情ものと見てると途中で裏切られます。

前半は格好よかったです。
槍で刺されたパンをアルフとウーヤンが助けて、絶体絶命、
そこを雑兵が3人をぐるっと囲んでたシーン!
そこから、血路を開いて突破、ウーヤンが敵将の首を取ったところで、
メデタシメデタシでもいいくらいです。

でも後半。
アルフの奥さんとパンができちゃってて…
それにウーヤンが気づいちゃって…
とか、この辺りは話に色をつける程度でよかったのに、
最後、義兄弟相打ちになるなんて。

ウーヤンは、彼女のせいで義兄二人の仲が崩れたと思ったようだが、
本当にそれだけなの?
パンの出世欲にアルフが邪魔になったからだよね?

前半は、パンが戦う意味に、誰も虐げられない世の中にしたいという理想があって、
イイ話だったのに、 後半になるにつれて、
出世欲、人妻への横恋慕など、パンの人間臭さ丸出し。

そこのところの切なさを表しているという点では、とても感情に訴えてきました。
ラストの、パンとウーヤンの決闘シーンにはグッときました。
by pipina_tuc | 2009-06-01 23:03 | 映画日記
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